赤ちゃんの足はデリケート

赤ちゃんの足はその大部分が軟骨でできており、体の成長と共に軟骨から完全な骨になっていきます。成長途中の軟骨は弱く変形しやすい状態にあります。この時期に足に合わないくつを履き続けると、正しい成長が阻害されて、足だけでなく体の骨格がゆがんでしまうこともあります。足の成長を妨げないように、最適なくつを選んであげましょう。

足の骨の成長

赤ちゃんの歩き方

赤ちゃんの足と大人の足は骨格が大きく異なるため、歩き方も違います。大人はかかとから着地してつま先で地面を蹴って歩きますが、赤ちゃんは足の裏全体で着地してひざを曲げたまますり足で進むという不安定な歩き方をします。そのため、赤ちゃんは簡単につまずいたり転んだりしてしまいます。つまずきを防止するため、つま先に適度なそり返しがあるくつを選んであげましょう。

赤ちゃんの歩き方

赤ちゃんの足は汗っかき

赤ちゃんの足はとても小さいですが、汗を出す汗腺の数は大人と同じです。つまり、赤ちゃんの足は足裏の面積に対して汗腺の密度が高いため、その分汗をかきやすいといえます。汗は不快なにおいの元になるだけでなく、肌トラブルなどの原因にもなります。汗をよく吸うソックスと、通気性のよいくつを選んであげましょう。

汗腺密度の比較イメージ