骨免疫学寄付講座(東京大学大学院医学系研究科)
ミキハウスは、2019年5月より東京大学大学院医学系研究科への寄付をおこない、寄付講座「骨免疫学」の教育研究活動を支援しています。(期間:2022年5月~3年間)
骨免疫学は、骨と免疫系の相互作用と共通制御機構を扱う新規学際領域で、関節リウマチをはじめとした骨関節疾患の治療への応用や健康長寿社会の実現の観点からも重要性が高まっている分野です。
東京大学大学院医学系研究科寄付講座「骨免疫学」では、骨を免疫器官の一つとしてとらえた新しい視点から免疫制御機構の解明に取り組み、関節リウマチや骨粗鬆症などの運動器疾患や免疫疾患の病態理解と治療応用に向けた研究が行われます。
子どもたちが生きるこれからの社会は、高齢化・長寿化社会がますます進んでいきます。
年齢を重ねても、日々の暮らしにおける基礎的な運動能力(手足を自由に動かせる、歩くことができるなど)を保ち続けられることはとても大切なことです。
このような生活を世界中の誰もが実現できることを願い、骨免疫学の研究に賛同するとともに、グローバルで福祉や医療水準の向上を目指している同講座の研究に貢献したいと考えています。