「『えのほん』に落書きしようとしても止めないでください。」
この文章に込められた日比野克彦の想いは、「無意識のうちに生まれる線の美しさ、おもしろさを引き出すきっかけとなってほしい。そして、子どもたちに絵を描くことの楽しさを もっともっと味わってほしい」というもの。
実際に保育活動の一環として幼稚園でも使用され、独創性や創造性を膨らますことに役立っています。
中のページに描かれた日比野氏のカラフルな色使いの絵が創造性をくすぐります。
この絵本は、手にしたあなたが作者なのです。
【見開きより】
こどもが大きくなるのなら、本も成長してほしい。
こどもが大きくなるにつれ、本も色づけされていく。
そんなことを想いながら「えのほん」をつ くったのが1988年でした。
本屋さんで買った時は最初はみんな同じ「えのほん」だったけど今ごろ、きっと色々な「えのほん」が出来上がっているのだろ う。
まだまだ、「えのほん」はみんなの手元で進化、変容していくのだろう。
大きくなった時にこどもの時描いた「えのほん」をふと、手にしてページをめくっ たら昔のことが想い起こされてくるのでしょう。そしたら、大きくなった自分も「えのほん」に色づけしていきましょう。
昔の自分と今の自分。タイムマシンに のらなくても昔の自分に会うことが出来るのです。
「えのほん」が傍らにある5年、10年、20年、40年、60年、100年の間にあなたは何歳との自分とも何回でも出会うことが出来るでしょう。
特徴
- 商品番号
- 17-1301-087(ISBN978-4-89588-301-6)
- 作
- 日比野克彦
- ページ数
- 392p
- サイズ
- 27×20cm
- カバー
- ハードカバー
- 対象年齢
- 子どもから大人まで
- 生産国
- 日本
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