「おれは先生なんだぞ。おまえ教育するんだぞ」と、えらそうなことばかりいう先生と、目をつぶり、「だって だって」といいながら、そこから逃げられない生徒たち。
賢治が放った強烈な皮肉と衝撃の結末にこめられた一筋縄ではいかないメッセージ。
吉田尚令の力強く、はっとするような絵で結末まで描ききった、教育とは…社会とは…と考えさせられる、読み応えのある作品です。
【プロフィール】
絵●吉田 尚令(よしだ ひさのり)
1971年、大阪府生まれ。
『希望の牧場』(森絵都/作 岩崎書店)で、2016年度のIBBYオナーリストイラストレーション部門に選出され、JBBY賞を受賞。
その他の絵本作品に『悪い本』(宮部みゆき/作 東雅夫/編 岩崎書店)、『はるとあき』(斉藤倫・うきまる/作 小学館)、『星につたえて』『ふゆのはなさいた』(ともに、安東みきえ/作 アリス館)など。
挿絵を手がけた作品に『雨ふる本屋』(日向理恵子/作 童心社)など多数。
●使用画材:アクリルグワッシュ、CG/用紙:水彩紙(キャンソン)
【発行日】2020年10月14日
- 商品番号
- 17-1146-822(ISBN978-4-89588-146-3)
- 作
- 宮沢賢治(みやざわ けんじ)
- 絵
- 吉田尚令(よしだ ひさのり)
- ページ数
- 40P
- サイズ
- 26×25cm
- カバー
- ハードカバー
- 対象年齢
- 6歳から
- 生産国
- 日本
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